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リーガル02DRCDはアノネイ社のカーフでコスパ高し

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こんにちは、yosukezanです。

 

リーガルの高級ライン 02DRCDブラウンを磨きました。

 

 

これまで何度かご紹介していた革靴シリーズ。

 

今回は日本の靴メーカーの代表といっても過言ではないリーガルの02DRCDをご紹介します。

 

リーガルといえば、大人の階段登る〜♫ 第一歩のファッションとして代表的な靴メーカーですね。

 

日本全国の直営店やショッピングセンター、町の靴屋さんなどなど、本当に多くのお店で取扱されています。

 

アウトレットショップもいっぱいありますし、毎年多くの新製品が発表されて、何が一番いいんだろうと悩みに悩んでしまうところだと思います。

 

そんな、商品がいっぱいあって目移りしてしまうリーガルですが、私が選ぶ至高の逸品をご紹介します。

 

 

02DRCDのブラウンです。

 

靴磨きしながらご紹介。

 

コチラは磨く前の02DRさん。

まずは靴紐を外しましょうね。

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靴磨きセットです。

 

今回のポイントは、ブラウンミディアムブラウンの靴クリーム2色使いをしたところです。

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まずは、モウブレイのステインリムーバーを布に取って、靴全体を優しく擦って汚れを取っていきます。

 

指に布を巻き付けた写真も載せましたので、初めての方は参考にしていただければと思います。

ちなみに、使っている布は使い古したTシャツをハサミで切った切れ端です。

 

わざわざ布を買う必要なんてないのです!

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ステインリムーバーで汚れを取った後です。

 

光の当たり加減が良くて、意外とキレイに見えますけど、実際はツヤが無くなってカッサカサの状態なんです。

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ブラウンのクリームを全体に塗っていきます。

 

ペネトレイトブラシにちょっとずつクリームを取って、優しく全体に塗り込んでいきます。

 

茶靴は黒靴と違って色が抜けやすい靴もあります。

 

どちらかというと02DRは抜けやすい部類なので、透明なクリームより色付きのクリームのほうが相性がいいかと思いますね。

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靴クリームを塗った直後の02DRさんです。

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ここで少し変化球を使いました。

 

ミディアムブラウンの靴クリームをつま先とかかとに塗って、グラデーションを出そうと企んだyosukezanです。

 

はたして吉と出るか凶と出るか・・・

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つま先とかかとに塗り込みました。これからブートブラックの豚毛ブラシで磨いていきます。

 

豚毛ブラシで磨きました・・・次にポリッシングクロスでツヤを出していきます。

 

この時点では特に変化なしだな・・・

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ポリッシングクロスで磨き上げた後の状態です。

 

何も変わってねーじゃないの❗

 

うーん、やっぱりもう少し濃い目の茶色で磨いたほうがいいのか・・・

 

グラデーションが出ればもっと格好良くなるのにな。

 

今後の課題にしておこう。

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磨き終了

 

紐を通して写真を撮りました。

 

抜けかけていた色も補色されて、ツヤも蘇って復活❗

 

光の加減もありますけど、色に深みが出たのと少し使い込まれてきたこなれ感で、とってもいい感じです。

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買ったときよりも少し使い込まれてきた感じがいいですね。自己満か・・・

 

茶靴のいいところはエイジングを楽しめるところだと思います。

 

自分で使って手入れして、何年も履き続けることで唯一無二の存在になっていくと思いますね。

 

フランスアノネイ社のカーフ

特に02DRCDの革は、フランスのアノネイ社のカーフを使用しています。

 

アノネイ社は2013年にかの有名なエルメスに買収され、エルメスのレザー製品を 手がけているようです。

 

アノネイ社の扱う革は同じ日本の靴メーカー、スコッチグレイン社の高級ラインや高級財布などにも使われ、最高品質と呼ばれて世界的にも有名です。

 

この価格でアノネイの革を使われているのは、はっきり言ってお買い得ですね。

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革底の魅力

 

革底の良いところ
  • 通気性が良く蒸れない
  • 軽い
  • 見た目が格好良い
革底のイマイチなところ
  • ゴム底に比べて耐久性が低い
  • 雨に弱い
  • 滑る

 

革底はゴム底に比べて気を使うし雨にも弱いし耐久性も低いなど実用性の面では劣りますが、天気の良い日に履くと蒸れないし快適だし、足に吸い付くような履き心地で一度履くとやみつきになってしまいます。

 

個人的にとてもオススメの底材ではあります。

 

地面と接する部分ですので削れやすいというリスクもありますが、特につま先部分が削れやすいので、リペアショップでつま先に補強をしてもらうと非常に快適です。

 

コチラの写真はつま先にスチールを貼り付けたものです。

 

リペアショップで3千円くらいで貼り付けてもらえます。

 

これだけで気を使うところが一つ減るので、コスパの良いリペアかと思います。

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製法の話

靴には色んな製法があって、リーガル02DRCDはグッドイヤーウェルト製法を使っています。

 

グッドイヤーウェルト製法は底材の張替えが何度もできて、とても頑丈で、履き込むほどに足に馴染みますが、とても手間のかかる製法です。

 

値段も高めですし多少重量はありますが、足に馴染むと重みを感じなくなるほどフィットするのも良いところですね。長く履くのであれば第一候補の製法です。

 

リーガルは本当に種類がいっぱいあって、ビジネス用のエントリーモデルは2万円台から購入できますし、アウトレットなら1万円台も豊富にあります。

そのくらいのラインでも十分ビジネスで使えますし、革にコーティングされたガラス革という素材で作られた靴も多く、撥水性もあって手入れも楽で実用性があるんですが、革靴を育てる点ではちょっと不向きなんですね。

 

革靴は1日履いたら2〜3日は休ませないと汗が蒸発せず雑菌が繁殖するので、連続履きは厳禁なんです。

 

なので、最初にアウトレットで3足ほどまとめ買いして、毎年02DRCDとかを1〜2足ずつ買い足すことで、ローテーションを組みながら革を育てる楽しみも嗜めるわけです。

 

ちなみにリーガル02DRCD税込38,880円ですので、これを高いとみなすかは皆さんのご判断におまかせしますが、ネイビーやライトグレーのスーツやジャケパンにバッチリハマりますので、本当にオススメする逸品でございます。

 

皆さまも自分へのご褒美に一足いかがでしょうか。

2018.7.13追記

鏡面磨きにも挑戦しました

アノネイ社の革はきめ細かくて光りやすいんです

なので初心者の鏡面磨きにもとってもオススメ

リーガル02DRCDは鏡面磨きの練習にいいと思いますね

 

www.yosukezan1977.com

 

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本日も最後までお読みいただきありがとうございました。