革靴初心者はパラブーツウィリアム買っとけ!ポテンシャル高すぎ!
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こんにちは、ようすけです。
ファーストパラブーツのおすすめはウイリアム。汎用性と実用性がレベチ!
パラブーツの中で異色の輝きを放つウイリアム。
ダブルモンクというフォーマル度の高さゆえ、スーツにしか合わないかと思いきや、ゴツいステッチと丸いフォルムのおかげでカジュアルにこそピッタリ
バックルの金色が程よいフォーマル加減を演出してて、カジュアルな装いを格上げしてくれる効果もあります。
カジュアルなウイリアム
雨の日に写真を撮ったんですが、さすがのパラブーツ、雨に全く負けていません。
つま先を軽く鏡面仕上げしてるので、カジュアルにも違和感なく溶け込みます。
スーツスタイルならピッカピカに鏡面仕上げしてもいいんですが、カジュアルだと浮いてしまいます。
ジャケパンなどのビジカジでも、決めすぎない攻めすぎない感じにすると、相手からも好感を得られやすいですね。
屋内で撮影してみました。
僕は常にシューツリー(シューキーパー)を入れています。
シューツリーは木製のを選ぶのがオススメ。
木製シューツリーを使う理由
・プラスチックに比べて頑丈
・通気性がいいのでカビが生えにくい
・木の独特な香りで脱臭効果がある
・紙やすりで削れば、香りが復活する
決して高価なものを買う必要はございません。
通販でも無印良品でもお手頃なのがいっぱいありますので、ご自身で気に入ったものを選んで頂くのがよろしいかと。
ちなみに僕が使ってるのはスレイプニルのシューツリー。(写真はコロニル製だけど…😅)
ボリュームあるパラブーツにも合うので、良いものが欲しいって人にはオススメします。
ウイリアムに使用している革は、リスレザーというオイル含有した革で、磨けば光る良質な素材です。
ピッカピカの鏡面にするのも簡単で、スーツスタイルならそれもオッケー。
でもカジュアルだと浮きます。
軽めの鏡面にすることで、カジュアルからスーツスタイルまで幅広く対応することができるんですね。
パラブーツのカジュアルラインの多くは、ソールとアッパーを繋ぐ部分に登山靴の製法を使っています。
ノルウェージャン製法といって、水が入りにくく頑丈です。
ステッチが二重でカジュアル感が強く、ここがスーツに合わせにくい理由になってます。
パラブーツは自社でゴムソールも作っている、数少ないメーカー。
ソールにもそれぞれ名前があって、ウイリアムのソールは「マルシェソール」といいます。
水を中心から外にかき出すソールパターンで、雨の日も安心。
細かな溝がグリップ力を高めて、雪道でもガンガン歩けます。
マルシェソール
僕は以前、豪雪地帯に勤務してたことがあって、パラブーツも雪道で愛用してました。
ただそれは、除雪、圧雪された路面であって、雪深い地域は一晩で膝丈まで雪が積もります。
そうなると、いくら雪や水に強いパラブーツでも無理。
靴自体は大丈夫ですが、パンツや靴下がビショビショに濡れてしまいます。
そんな時は迷わず防寒長靴を使います。
パラブーツが雪に強いのは紛うことなき事実ですが、状況によって使い分けが必要ですね。
パラブーツコーデ集
僕の所有するウイリアムは黒(ノワール)なので、多くの服に合わせることができます。
チノパンに白の靴下だと若々しい印象になりますね。
ユニクロの明るめのブラウンパンツをも合わせてみましたが、ちょっとお年寄りっぽくなりました。
トラディショナルな柄と色には、フォーマルなウイリアムはバッチリハマりますが、それはあくまでもビジネスの場面で使いましょう。
カジュアルで使う時は、異なる要素を組み合わせたほうがバランスが良くなりますね。
ちょっと寅さんっぽい装い
ウイリアムはパラブーツのカジュアルラインの中でもフォーマル度が強いです。
なのでビジネススーツを合わせると、割とキレイに決まります。
逆にスーツで決めすぎると、オジサン臭くなる危険性もあります。
職場が許すのであれば、靴下の色や柄で遊んだり、カバーソックスで素足感を出すとバランスが良くなりますし、とてもオシャレですね。
僕はバブルは経験してないんですが、バブルが弾けた後のサラリーマンファッションを多く見てきました。
分厚い肩パッドのスーツや、草のような色のスーツ、アースカラーのワイシャツなど、当時は格好いいとは思いませんでした。
そんな残念なファッションの一つに、シングルモンクストラップシューズがありました。
脱ぎ履きしやすい革靴で、ローファーと同様、当時の若者からオジサンまで広く履かれていた革靴です。
僕も買ってみたことがあるんですが、お世辞にも格好いいとは思いませんでした。
確かに土足禁止の日本で、脱ぎ履きしやすいモンクストラップやローファーは重宝されましたが、みんな履いてるしオジサンくさいし、すぐに履かなくなりました。
ウイリアムはダブルモンクで、僕から見ると当時流行ってた靴とは全く違う印象です。
フォーマル度が高くてボリュームがあって、なにより格好いい。
僕にとって、一目惚れと言って過言ではなかったです。
当時の流行に目を向けると、若者にとってはアメカジ全盛時代。
革靴よりもスニーカー、レッドウイングなどのワークブーツにお金をかけてました。
ダウンタウンの浜ちゃんや藤原ヒロシ氏から強烈に影響を受けてましたね。
今でこそ履かなくなりましたが、当時そういうアイテムを持ってると羨ましがられましたし、パラブーツなんて聞いたこともありませんでした。
ちなみに、ウイリアムをスーツに合わせるとこんな感じ。
ちょっと丈が長くてダボッとしてるのが残念ですが、お直しでノークッションにするともっと格好良く決まりますね。
スーツにも私服にも合わせやすいウイリアムですが、僕が一番格好いいと思ったのは、季節感のあるセットアップスーツに合わせること。
ツイードのセットアップで裾をダブル仕上げにすると、適度なカジュアル感が出て、とってもオシャレになります。
ツイード以外にも冬ならフランネル素材、夏ならリネン素材やコットン素材も良く合います。
丈はノークッションで、ダボッとならないように気をつけてくださいね。
パラブーツの中でも、シャンボードやミカエルと並んで人気のあるウイリアム。
元々はジョンロブのOEMとして作られていました。
そのうちジョンロブが撤退して、一時期製作されなくなりました。
その時のノウハウや経験を活かしたのと、ファンから根強い要望があってパラブーツのウイリアムが販売されたんですね。
これからの季節、秋の長雨から冬になり、どんどん寒くなっていきます。
そんな時、足元を素敵に彩ってくれるのがパラブーツ。
汎用性と実用性の高いウイリアムで、ファッションを楽しんで下さいね。
今日も最後までご覧いただき、ありがとうございました。