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ブランド革靴 shetland fox coventry ストレートチップを鏡面磨き

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こんにちは、yosukezanです

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ストレートチップ シェットランドフォックスのコベントリーを鏡面磨き

 

シェットランドフォックスは、リーガルの上位ラインで、販売店も限られています

 

東京には直営店もあり、実際に足入れしてサイズ確認ができますが、地方にいるとなかなかお目にかかることがない

 

実際、リーガル秋田店でも取扱いはしてないので、購入するとなると最低でも仙台まで足を伸ばさなければなりません

通販はありますけどね、試着できるのでオススメ

www.shoes-street.jp

 

欲を言わなければ、リーガルでも十分素晴らしい靴はありますし、今ではデザインと実用性が高い次元で繋がっている革靴もあります

www.yosukezan1977.com

このリーガルの高級ラインは、アノネイ製のカーフ(6ヶ月までの仔牛の皮)を使用して、とんでもなくコスパが高い 

黒靴もあるので、ビジネスにはそちらを選んでも、何ら差し支えない

そんなリーガルの高級ラインと同価格帯のシェットランドフォックスが、コベントリーというライン

 

コベントリーの特徴

  1. スタンダードなラウンドトゥのストレートチップ(至って普通)
  2. 甲革にはキップを使用(磨いても光りにくいが耐久性バツグン)
  3. 靴底にはダイナイトソール(スマートなゴム底で雨雪もへっちゃら)

2のキップとは生後6ヶ月から2年までの牛の皮のこと

カーフに比べると柔らかさは劣るが耐久性は上を行く

 

ということは、雨雪関係なくガシガシ履いて行ける靴ということ

外回りやハードな使い方をしても、全く問題ない靴なんです

 

なので、自ずと履く頻度が増えてしまう

ハードに履く機会が多いので、しっかりメンテナンスして次回に備えようと思います

 

磨く前の状態

磨く時にシューキーパーを入れると、シワが伸びて磨きやすくなります

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まずは紐を外します

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ブラッシング

馬毛ブラシでコバの隙間までしっかりと、ホコリや汚れを掻き出します

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汚れ落とし

ブラッシングしたら革の表面に付いている汚れを薬剤で落とします

ステインリムーバーを使います

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ステインリムーバーを使う時は指にクロスを巻きます

二本の指に布を巻き付け、余った部分をクルクル巻いて他の指で押さえると安定します

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靴クリーム塗布

エムモウブレイのシュークリームを使います

黒靴には黒のシュークリームを使ってます

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靴クリームを塗り込んだ直後

この状態で10分ほど放置します

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豚毛ブラシでブラッシング

平野ブラシの豚毛ブラシでブラッシングします

しっかり手植えされていて、ブラッシングしても毛が抜けてこないんです

素晴らしい職人技ですね

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ブラッシング後

まだこれだけだと光りませんね

次の工程に移りましょう

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磨く

ポリッシングクロスで磨きます

無ければストッキングで代用ができます

 

この一手間は絶対に必要

光加減が全然違ってきます

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磨いた直後

前の写真と比較すると光り加減が全然違うのがわかります

これでフィニッシュでも全然オッケーなんですが、今日は鏡面磨きもしますので、さらにピカピカになります

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鏡面磨き

KIWIのパレードグロス(黒)を使います

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クロスを指に巻き付けてパレードグロスを取ります

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トゥ(爪先部分)にパレードグロスを塗ったら、水を1〜2滴ほど垂らします

 

そしたら水の上からクロスで擦る擦る、擦らんかい!(ごっつええ感じの兄貴より)

 

1〜2回ほどこの工程を行います

 

ストレートチップだと、爪先部分に一文字のラインが入っているので、鏡面磨きするときに磨く場所を決めやすい

 

逆にプレーントゥみたいに切り替えデザインがないと、磨く人のさじ加減一つで光る箇所が決まります

 

まぁ、そんなに重要なことじゃないんですが、白黒ハッキリつけたい人はストレートチップのほうがスッキリするかも(何のこっちゃ?)

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鏡面磨き終了

磨く前とあまり変わらないような・・・

でも光ってると信じてる

 

まだまだ修行が足りんぜよ!

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紐を取り付けて完成

このくらいの光加減がいいですね

 

1回くらいは自分の顔が映るくらいピカピカにしてみたいんですが、どんな作業も料理もやり過ぎは禁物

 

大体いいかな〜 くらいで止めといたほうが物事がうまくいく気がします

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斜めからのショット

オーソドックスなスタイルが本当に格好いい

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お店のように飾ってみました

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鏡面磨きして思ったんですが、カーフに比べて光り加減が弱い気がします

その代わり耐久性は増してるので、どちらを取るかですね

 

革靴は色々な種類を履いてみた結果、素晴らしい靴というのは、耐久性のある革で雨雪関係なく履ける靴というのが私の結論

 

なので、今回のコベントリーパラブーツのシャンボードあたりが最強のような気がします

雨の多い秋田なら特にそう・・・

雨雪の心配が無ければ、革底の通気性のいい靴を毎日履きたいんですが、なかなかね

そんな地域事情も考慮すると、コベントリーは革靴スタートの1足目として非常にオススメです

 

コベントリーのウイングチップが欲しくて堪らないyosukezanでした

  

www.yosukezan1977.com

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。