革靴のお手入れ paraboot chambordのみ鏡面磨きを施す
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こんにちは、yosukezanです
パラブーツ3兄弟をまとめてシューケアしちゃいました
私のブログで何度か紹介している大好きなシューメーカー
パラブーツ(Paraboot)
私とパラブーツの出会いは、ブーツタイプのミリーを地元のセレクトショップで見つけて購入したことから始まります
1.ミリー(MILLY)
実は、その頃はパラブーツの良さがあまりわからなかったんです
よく聞くブランドのブーツが割引価格で売っているという、ちょっとミーハー気分で垂涎モノのミリーを衝動買いしてしまいました
最初は小指が当たるな〜と思っていましたが、1シーズン冬を越したら、いつの間にかぴったりフィット
パラブーツの履き心地に虜になってしまいました
そして、意外と着こなしの幅が大きいことに気づきます
今では冬になるとオフはもちろん、ジャケパンなら仕事でも履いちゃいます
私が住んでいる秋田の冬にはバッチリの選択になりました
2.ポー(POE)
ミリーの履き心地に惚れたワタクシは、次なるパラブーツを探す旅に出ます
秋田ではパラブーツを扱うお店はほとんどありませんので、仙台や盛岡まで足を運んで物色してましたが、その頃のマイブームはダブルモンクでしたので、ウイリアムに目を付けていたんです
ですが、ウイリアムはステッチの色がカジュアルなのでスーツに合わせづらいなと思って敬遠してました
そんな時、東京に行く機会があり、青山のパラブーツに行ったんですね
そしたら入り口にポーが鎮座してたんです
グレインレザーでステッチがアッパーと同色
しかもウイリアムよりシュッとしてて、スーツに合いそう
即決
今でも週イチで履くほどで、クリーンナップ級に活躍してくれてます
3.シャンボード
パラブーツ青山で試着をしたところ、シャンボードも薦められました
その時はポーに目が眩んでいたのであまり気にしなかったんですが、月日が立つ内にどんどん欲しくなってきました
ポテっとした、まんまるなフォルムがカジュアルチックで仕事に使えないと思ってたんですが、どうも引っかかります
そうなると、男の子なら誰しも持っている収集癖が顔を出します
一度欲しいと思うと、ネットでシャンボードの記事を検索しまくる日々
黒か濃茶か、迷いに迷って濃茶(カフェ)を選択しました
そして、仙台のユナイテッドアローズでついに購入
王道のパラブーツを手に入れたワタクシは天にも昇る心地になりました
パラブーツを磨く
そんなコツコツと買い揃えたポーとシャンボードを、久しぶりに磨きました
まだ雪が降る前なので、ミリーは次の機会に磨くとします
靴磨きに使う道具はコチラです
ステインリムーバーで汚れ落とし
まずは革に付着した汚れを落とします
ステインリムーバーを布に1〜2滴取って、優しく円を描くように磨きます
靴にシューキーパーを入れたまま作業を開始します
ポーの汚れを落とした状態
シャンボードの汚れを落とした状態
靴クリームを塗り込む
しばらく磨いてなかったので、革の色が少し褪せてきてました
なので、補色も込めてミディアムブラウンの靴クリームを塗り込みます
豚毛ブラシでブラッシング
江戸屋×ブートブラックの豚毛ブラシでブラッシングします
全体を強弱を付けながら満遍なく優しくブラッシング
しばらくブラッシングすると、だんだんと光沢が出てきます
仕上げの磨き
豚毛ブラシでブラッシング後は、使い古しのストッキングを丸めて仕上げの磨きを行います
独身男性が一人でストッキングを買うのはちょいとヤバイので、ポリッシングクロスをおすすめします
どちらもキレイに光沢が出ますよ
シャンボードを鏡面磨き
今回、初めてシャンボードの鏡面磨きに挑戦します
なぜ、今まで鏡面磨きをしなかったかというと、無骨でカジュアルなシャンボードに鏡のような光沢は必要ないかと思ったからです
でも、色んな方のブログやツイッター、インスタを拝見すると、結構鏡面磨きされてる方が多いんですね
んじゃぁ、俺もやってみようということで挑戦です
布にワックスを付けて革に塗り、水を1〜2滴垂らしたら優しく布で円を描くように、撫でるようにこすります
するとこんな感じに光ってきます
両足の鏡面磨きが完成です
本当はもっと光らせることも出来るんですが、シャンボードはこのくらいが丁度いいと勝手に判断してます
元々登山靴をルーツに持ちますので、上品すぎるのは合わない気がするんですね
パラブーツで靴サークル完成
所有するパラブーツを円のように並べて、靴サークルにしてみました
どうでしょう?
全部濃茶(カフェ)ですねwww
いくら私が茶靴が好きといっても、靴の形は違えど同じブランドで同じトーンの色で揃えるのは、ちょっと変態チックなのではと反省してます
靴サークルの中心部分をアップにしました
やっぱり鏡面磨きをしたシャンボードの光具合が際立ってますね
グレインレザーのポーは、上品な光沢でこれも素晴らしいです
カントリー色の強いグレインレザーは、鏡面磨きをしないほうがしっくりきますね
パラブーツ3兄弟を並べてみる
奥から買った順に
- ミリー(長男)
- ポー(次男)
- シャンボード(三男)
なかなか壮観で見応えある茶色です(笑)
シャンボードの光り方がエグいくらいに際立ってます
今になって、ミリーも磨けばよかったとちょっと後悔
まぁ、雪が降る前にメンテしますよ
正面からの写真
これを見ながら酒を飲める私って変態?
イヤイヤ、革靴が好きで靴磨きが好きな方は同意して下さると思います
ブランデーをロックで飲みながら、愛でる靴達です
パラブーツの革について
パラブーツの革は、リスレザーといって油分を含んだ革を使っています
私の所有するのでは、シャンボードとミリーがそうです
リスレザーは水や汚れに強くて、磨くと上品な光沢を発します
長期間履いてなかったり、メンテナンスを怠ったりすると、革の表面に白いロウ(ブルーム)が浮き出てくるのが特徴です
ブルームが出たら革に馴染ませるようにブラッシングすると消えて、美しい光沢に変貌します
リスレザーとゴム底のコンビは、悪天候や積雪の時など非常に強いので、雪国での着用はもちろんですが、天候が変わっても全然平気なので出張の時も非常に重宝します
パラブーツの万能性
私が所有するパラブーツの中で、スーツにも対応できるのはポーだけです
ミリーとシャンボードは、仕事で履くならジャケパンオンリー
逆に休日は積極的に履いてます
以前シャンボードをスーツに合わせてみましたが、やっぱりダメでした
パラブーツはカジュアル色が強いので、オフの服装には万能なんですが、仕事で履く時はお店でドレスラインを選択するか、アヴィニョンあたりがオススメです
私が思うパラブーツの万能性は、スタイルに合う合わないじゃなくて、どんな気候でも履ける実用靴としてのレベルが非常に高いということです
水や汚れを弾くリスレザー、非常に丈夫で暑いゴム底(パラブーツは自社でゴム底も作ってます)は悪路はもちろんアスファルトでも削れにくいので耐久性もバツグンなのです
カラーもカフェ(濃茶)、マロン(茶)、nuit(ネイビー)、黒の4色が標準で、非常にスタンダードなカラーを揃えてるので、1足持ってると重宝しますね
肉厚な革は磨くとすぐに反応してくれるので、靴磨きもとても楽しい
そんな万能でオシャレなパラブーツですが、そろそろ黒のシャンボードも欲しいと思うyosukezanなのでした
本日も最後までお読みいただきありがとうございました