いいモノを紹介したいブログ

いいモノ、本物は長く使えてコスパも高い。そんな良質なモノを紹介して皆さんの生活に彩りを与えたいブログです。

paraboot poe 茶色のシボ革は雨にあたるとシミてしまう

スポンサーリンク

こんにちは、yosukezanです

f:id:yosukezan1977:20180409232339j:image

パラブーツは全て雨に強い革を使っているわけではない!パラブーツポーの靴磨き日記

 

雪が消えたのでパラブーツのPOEを磨いたんですよ

なんで雪のある時に磨かなかったって?

 

それはね・・・

雪上で履くと染みができちゃうから、履けなかったんですよ

 

履けないっつーことは、履くための準備をしない

つまり、磨かずに保管してたっとこと

 

でもね、雪が溶けてウキウキして履いたら、急な雨に降られて、靴全体の色が変わるほどビチャビチャになってしもた

 

メチャクチャショック・・・

 

パラブーツって全天候型で雨や雪に強いって言われてるんですが、本当に強いのは「リスレザー」と呼ばれるオイルレザーを使った靴だけ

 

私が持っているパラブーツでは「シャンボード」がそう

今回磨いたパラブーツは甲にグレインレザー(シボ革)を使った「POE」

雨に濡れると染みができちゃうんです

 

なので、帰宅後に速攻靴磨きしました

 

幸いにも靴内に水は入ってなかったので、シューツリーをセットして少し放置

その後に靴磨きスタートです

 

パラブーツPOEを磨く

靴磨きセット

ホームセンターで購入した工具入れに靴磨きセットを保管してます

かなりの種類と数になりました

f:id:yosukezan1977:20180409232400j:image

靴磨き前のPOE

そんなにダメージ受けてないように見えます

ですね、水気が乾くと結構正常に戻ります

やっぱりいい革使ってる!

f:id:yosukezan1977:20180409232419j:image

 

馬毛ブラシでブラッシング

いつものコロニル製馬毛ブラシでブラッシングします

毛足が長いので隙間の汚れまでしっかり掻き出せます

f:id:yosukezan1977:20180409232436j:image

ステインリムーバーで汚れ落とし

ブラッシングの後はステインリムーバーをTシャツの切れ端に付けて、円を描くように甲革に擦りつけていきます

優しく円を描くように擦ると、こんな感じにツヤが無くなります

化粧前のスッピン状態

f:id:yosukezan1977:20180409232454j:image

アニリンカーフクリームを塗る

エムモウブレイ製のアニリンカーフクリームを甲革に塗ります

 

このクリームは革への栄養補給はもちろん、磨くと結構光るので重宝してます

 

茶靴の場合、色が抜けてなければアニリンカーフクリームやデリケートクリームなどのニュートラルなクリームを塗ります

 

色抜けが始まったら、茶色のクリームで補色をします

 

定石だと元の色より薄いクリームで補色しますが、私の場合はエイジングも楽しみたいので、少し濃い目のブラウンを使ったりしますね

f:id:yosukezan1977:20180409232520j:image

大体こんな感じでブラシに付けて塗り込んでいきます

1回の分量だとちょっと多いかも

本当は指に付けて塗り込むのがイイらしいですが、手が汚れるのでやりません

f:id:yosukezan1977:20180409232535j:image

 

豚毛ブラシでブラッシング

全体にアニリンカーフクリームを塗ったら10分ほど放置して、クリームが浸透するのを待ちます

 

時間が来たら豚毛ブラシでブラッシングします

ブラシは出来るだけ大きめのがいいですね

 

あと、毛がしっかり植えられていないブラシだと、ブラッシング中に毛が抜けてくるので、ここのブラシには妥協しません

f:id:yosukezan1977:20180409232605j:image

ブラッシング後のPOE

型押しされたグレインレザーだとカントリー感が出るので、私服だとこのくらいの光沢で十分ですが、仕事でも使うのでこれからまた磨きます

f:id:yosukezan1977:20180409232625j:image

 

ポリッシンググローブで磨く

エムモウブレイのポリッシンググローブです

黒靴用と茶靴用の2種類準備しとけばオッケーです

 

仕上げ磨きには実は「ストッキング」を使ってもいいんですが、男性の場合は「変態」に見られる危険性がありますので、ポリッシンググローブを買いましょう

f:id:yosukezan1977:20180409232638j:image

仕上げ磨きの後

このくらいの光沢感が丁度いいです

余は満足じゃ〜 ってまだ終わってね〜

f:id:yosukezan1977:20180409232652j:image

 

コバインキを塗る

爪先のコバ部分の色が落ちかけてるので、コバインキを塗ります

コバの部分は歩いてると結構削れてきます

ちょっと削れたら早めに対処しましょう

目立ちにくい場所ですが、コバのケアをしっかりしてると靴が締まります

f:id:yosukezan1977:20180409232711j:image

コバインキは余分なインクをしっかり落として使います

あまり付けすぎないように、甲革に付かないように気をつけて塗ります

f:id:yosukezan1977:20180409232723j:image

 

シューツリーをセットして完成

ちょっとピンぼけしましたが大分キレイになりました

f:id:yosukezan1977:20180409232752j:image

 

斜めから写真を撮りました

 

グレインレザーは結構マットな色合いなんですが、ポリッシンググローブで磨いたせいか光沢が素晴らしい

しかも上品な光沢でどんな服にも合いますね

f:id:yosukezan1977:20180409232339j:image

 

爪先の染み

雨に打たれた爪先の染みが消えるかな〜 って期待しましたが、ちょっと黒い部分が残ってしまった

革はどうしても水に弱いので、逆にこのくらいで済んで良かったと思いたいですね

f:id:yosukezan1977:20180409233834j:image

 

パラブーツPOEってどんなモデル?

  • パラブーツPOEの特徴はグレインレザーで、甲革とソールを繋ぐステッチの色が甲革と同色であること
  • ベルト部分に革を使用しており、よくあるダブルモンクのように伸縮性のあるゴムを使用していない
  • そのため履く時は必ずベルトの上部を一度外す必要がある
  • 一手間かかるが、ゴムを使用していないためフィット感は抜群
  • 茶色の他に黒靴もあり、パラブーツ直営店以外にはビームスで取扱している
  • ステッチが甲革と同色なので、カジュアル色の高いパラブーツの中ではドレスライクなモデルでスーツにも合わせられる

 

パラブーツはシャンボードやミカエルなどのカジュアル色が強いモデルが人気ですが、POEのようにスーツに合わせれるモデルのポテンシャルも高いです

 

特に「リスレザー」を使用したドレスラインは、全天候型ビジネス靴としての機能と革質が素晴らしく、一度手にすると虜になります

 

POEはグレインレザーなので全天候型とはいきませんが、リスレザーを使ったパラブーツは本当に魅力的なので皆さんも購入のチャンスがあれば是非!

 

www.yosukezan1977.com

 

www.yosukezan1977.com

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。