パラブーツのダブルモンクはグレインレザーのPOEがオススメ
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こんにちは、yosukezanです
パラブーツのオンオフ兼用ダブルモンクのポー(POE)を靴磨き
私が所有している革靴の中に、ダブルモンクという種類があります
ダブルモンクは1945年、高級靴ジョン・ロブの責任者ウイリアム・ロブ氏が、ウインザー公こと英国王エドワード8世に制作したことが起源になります
代表的なのが、ジョン・ロブのウイリアムです
ウイリアム・ロブ氏のファーストネームが由来になってるんですね
そんなダブルモンクですが、パラブーツにも実は何種類かあります
パラブーツのダブルモンク
ウイリアム
昔、ジョンロブのウィリアムをOEM生産していたパラブーツが、その後に自社製品として制作〜販売したのが【ウィリアム】ステッチの色が明るく、頑丈なノルウェージャン製法で、どちらかといえばカジュアル感が強い。
ヴィグニー
ステッチの色がアッパーと同色で細身の作りなのが【ヴィグニー】ロングノーズで光沢のあるリスレザーを使用してるので、スーツスタイルに合う
ポー
グレインレザーを使い、カジュアルにもスーツスタイルにも合わせられる万能さが特徴の【ポー(poe)】グレインレザーはカントリー色が出るので、起毛素材のスラックスなどはバツグンに合う
って思ったんですが、ポーはもうパラブーツの直営店では販売してないんですね
確かにグレインレザーは好き嫌いが分かれるから仕方ないのかな・・・
私が所有してるのはグレインレザーのポーですが、ウィリアムで使われるオイルを含んだリスレザーほどの光沢はありません
でも磨けば深みのある光沢が出ますので、素晴らしい革には違いなく、大好きな革靴の一つです。
パラブーツの中ではマイナーな扱いですが、ビームスでも販売してたポーを磨きました
私の靴磨きセット
まずは靴磨きセットから必要な道具を見繕います
ブラシもクリームもかなり増えました
馬毛ブラシでブラッシング
柔らかくて適度なコシのある馬毛ブラシで全体をブラッシングします
ホコリや隙間に入ったゴミなどをしっかりと取り除きます
ステインリムーバーで汚れ落とし
ステインリムーバーを少しずつ布にとって、円を描くように優しく靴に塗り込みます
前に塗布したクリームの色が落ちて、クロスが茶色くなります
布を手に巻き付けた感じはこんなです
クロスを使ってクリームを塗り込む方は、同じ要領でやってもらうといいですね
ステインリムーバーで汚れを落とした直後
靴クリームを塗布
今回は無色のアニリンカーフクリームを塗ります
色抜けが強ければ色が付いたクリームを塗りますが、無色でも革にクリームが浸透することで、汚れや色抜けが目立たなくなります
ペネトレイトブラシに少量とって全体に薄く塗り込みます
アニリンカーフクリームを塗布した直後です
クリームが浸透するように、10分くらいこのままにしときます
豚毛ブラシでブラッシング
クリームが浸透したら豚毛ブラシでブラッシングします
余り強く擦ると革を痛めちゃいますので優しくじっくりと
ブラッシング前後で比較
左足(写真向かって右側)がブラッシング後です
光ってるのがわかると思います
両足のブラッシングが終わりました
これだけでもかなりいい感じです
仕上げの磨き
仕上げにポリッシンググローブで磨きます
使い古しのストッキングでもオッケー👌
山羊毛のブラシでもいいみたいですが、使ったことありません😅
ストラップも全て装着
とてもいい感じの革質です
決してピカピカするほど光るわけじゃないんですが、鈍く深い感じに光ってます
グレインレザーですので、鏡面磨きはしません
ストラップについて
ダブルモンクは、固定用のストラップが2つ付いてます
ストラップの付け根部分は、脱ぎ履きしやすいようにゴムが付いてることが多いんですが、ポーの場合は革のみになってます
そのため、履いた後のフィット感が素晴らしい
日本では土足禁止の文化ですので、屋内に入る時に靴を脱ぐ機会が多いんですが、欧米では基本的に脱ぎません
ですので、しっかりとフィットした革靴って大事だなと思うんです
まぁ、日本の場合は脱ぎ履きしやすいゴム付きのストラップが便利だとは思いますが
ポーについて
パラブーツのポーは2016年に発売されたコレクションで、型押しのグレインレザーとギャラクシーソールという薄めのスタイリッシュなソールの、ダブルモンクストラップのシューズです
グレインレザーなので若干のカントリーっぽさはありますが、ステッチがアッパーと同色なのと、ウイリアムに比べて若干ロングノーズですので、ビジネスで使用しても全く違和感がありません
パラブーツの直営店では取扱いが無いようなんですが、ビームスではまだ販売しています
程よいカジュアル感のあるパラブーツのPOE、皆さんのコレクションに加えてみてはいかがでしょうか
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。